タレント、ベッキー(39)が19日放送のテレビ東京系「あちこちオードリー」(水曜後11・06)に出演。ある女性タレントの励ましに号泣してしまった過去を明かした。
この日、番組では「芸能界が生きやすくなる教訓」と題してトークを展開。ベッキーは「私、どの番組でも『ぜひ女性代表として意見を』とか、『ママ目線で』とか(番組から発言を求められる)。でも、女性を代表して言うと、まあ〜(視聴者に)たたかれる。『あなたに女性を語ってほしくない!』とか…」と悩んでいたことを明かした。
そんな時、ある番組で〝キレッキレッのディレクター〟と仕事した際、そのディレクターに「ベッキーさん、この番組では何かを代表して意見をしないでください。常にベッキーさんの〝I(アイ)トーク〟をしてください」とアドバイスされたという。Iトークとは、「私はこう思う」といった「私は…」を強調した主観的な話し方だそう。
「Iトークをしてください。〝We(私たち)トーク〟はしないでください」と言われた時、ベッキーの悩みは吹っ飛んだ。「このやり方で芸能界やっていこうと思った。そうすると誰も怒らないし。変な意見を言ったとしても、『ベッキー変な奴』で終わる」と、考え方が切り替わったと振り返った。
さらにタレント、若槻千夏(39)にも「同じようなことを言われた」。テレビ番組で女性目線でコメントした際、若槻からメール。そこには「ベッキーさんは誰かの代表でキャスティングされているんじゃなくて、ベッキーさんはベッキーさんなんです」と書かれていたという。
MCを務めるお笑いコンビ、オードリーの春日俊彰(44)が「すごいな!」、若林正恭(44)が「セコンドとして優秀すぎる」と絶賛する中、ベッキーは「わたし、そのメール読んで、マジで号泣しちゃって…」と告白した。