ヘンリー王子夫妻「王室離脱はプライバシーを守るためではない」ネトフリ番組巡る批判へ声明発表

英国のヘンリー王子(38)とメーガン妃(41)夫妻が、8日に配信が始まったネットフリックスのドキュメンタリーを巡る批判を受け、「プライバシーを守るために王室を離脱したわけではない」と声明を発表した。

2020年に王室を離脱した夫妻のプライベートが明かされる全6話からなる番組の前半3エピソードが公開され、2人の出会いから交際、婚約に至る秘話などが明かされた。

しかし、「プライバシー」を理由に王室から離脱して米国に移住したはずの夫妻が、番組内で自ら私生活を赤裸々に公開していることに矛盾を感じた視聴者も多く、「プライバシーが欲しかったのではないの?」と批判が相次いでいた。

番組内ではメディアの過熱報道を批判する場面があった一方で、自らラブラブなプライベートの写真や映像、子供の顔写真などを公開し、出会いや交際中の知られざる秘話を語ることにうんざりした人も多かった。

夫妻の報道官は、「離脱の理由にプライバシーをあげたことはありません。当時の声明で、夫妻はプライバシーについては何も言及しておらず、自分たちの役割と公的な義務を継続する意向を改めて表明していた」とコメント。「プライバシーを守るため」というのはメディアが作り上げたものだと批判し、「タブロイドメディアは、報道や世論に浸透する真実とは全く異なる物語を作り上げている。真実は彼らの目の前にある」と述べた。

また、「経済的に自立できるよう努力する」と離脱後について述べていた夫妻にとって、ネットフリックスとの契約はその目的に役立つものだとも述べている。

王室の上級メンバーから退く意向を発表した夫妻は、英国と北米の間を行き来きしながら子育てする方針を明かしていた。その後、一家はカリフォルニア州ロサンゼルス北部サンタバーバラ近郊に住を構え、家族4人で暮らしている。

15日に放送される後半3エピソードで、父チャールズ国王や兄ウィリアム皇太子との関係や王室を離脱した理由などが明かされるとみられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

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