“プロポフォール常習使用容疑”俳優ユ・アイン、「他の麻薬類」投与の可能性についても調査中

“プロポフォール常習使用容疑”俳優ユ・アイン、「他の麻薬類」投与の可能性についても調査中

“プロポフォール常習使用容疑”俳優ユ・アイン、「他の麻薬類」投与の可能性についても調査中(画像提供:wowkorea)

(WoW!Korea)

俳優ユ・アイン(37、本名オム・ホンシク)が、向精神薬「プロポフォール」常習使用の疑いが持たれている中、他の麻薬類の投与の可能性についても調査を受けていることが分かった。

9日、MBCニュースデスクは、ユ・アインがプロポフォールだけでなく、他の麻薬類を投与した可能性についても調査を受けていると報じた。

これによると、所属事務所はMBC取材チームに対し「プロポフォールと他の麻薬類成分の検査も行われているところ」とし、「2週間以内に国立科学捜査研究院の精密検査の結果が出るだろう」と明らかにした。

最近、食品医薬品安全処がプロポフォールの処方回数と用量が過度に多い50人余りを捜し出し、警察に捜査を依頼したと伝えた。麻薬類と向精神薬の流通過程を監視する食品医薬品安全処の統合システムを通じて、ユ・アインのプロポフォール常習使用の状況が明らかになったのだ。

ただし、「ユ・アイン」という名前は芸名であるため、当初食品医薬品安全処は対象となった人物が、俳優のユ・アインであるとは気づかなかったと伝えられた。

食品医薬品安全処の関係者は「誰なのかは分からず、システム上で捜査依頼対象者となり、(警察に)捜査依頼をした」と説明した。

ユ・アインは数か所の病院を回り、定められた用法と用量に違反してプロポフォールの処方を受けていたことが分かっている。

捜査に着手した警察は、ユ・アインの出国を禁止した後、5日に召喚調査に乗り出し、ソウル・カンナム(江南)区とヨンサン(龍山)区の整形外科を家宅捜索するなど、捜査範囲を拡大している。

これに先立ち、8日にユ・アインの所属事務所UAAは公式立場を通じて「ユ・アインが最近、プロポフォール関連で警察の調査を受けた。すべての調査に積極的に協力しており、問題になる部分については進んで釈明する予定だ。ご心配をおかけして申し訳ない」と述べた。

現在、ユ・アインはNetflix映画「勝負」とドラマ「終末のフール」の公開を控えている。9日、Netflix側は現地メディアMydailyの取材に対し、これらの作品の公開などに関連し「現在、状況を把握中」だと伝えた。また、ユ・アイン主演のドラマ「地獄が呼んでいる」シーズン2の撮影開始については、「決まっていることはない」と答えた。

ユ・アインが主演を務め、昨年11月に撮影を終えた映画「ハイファイブ」もやはり、困難な状況となっている。9日午前、配給会社NEW側は「『ハイファイブ』は現在後半の作業中で、プロダクションの手続きに従って公開時期を話し合う予定だ」と伝えた。

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