プチ鹿島が迫った〝川口浩探検隊の裏側〟「子供のころ大好きな番組だった」

プチ鹿島が迫った〝川口浩探検隊の裏側〟「子供のころ大好きな番組だった」

トークショーを行った(左から)川口浩元探検隊の小山均氏、プチ鹿島、奥山晶二郎氏

(東スポWEB)

 お笑い芸人のプチ鹿島が18日、著著「ヤラセと情熱 水曜スペシャル『川口浩探検隊』の真実」(双葉社)の刊行記念トークイベントを行った。

 川口浩探検隊とは1980年代に川口浩が隊長を務めたサバイバル企画で、ジャングルを中心とした世界各地の秘境に猛獣・UMA・少数民族などを求めて探検するという番組だ。その内容がヤラセだとのそしりを受けることもあった番組だが、その川口浩探検隊の裏側に迫ったのがこの一冊だ。

 プチ鹿島は元探検隊員などに聞き込み、約8年の年月をかけてこの本を出版。プチ鹿島は「子供のころ大好きな番組だった。ただ、僕の好きな熱量と世の中の評価にギャップがある。多分、隊員の方は墓場までもっていこうという話が多いと思うけど、話せるところは話を聞きたいな」という思いがこの著書につながったという。

 この日、元探検隊員の小山均氏は川口浩探検隊のチームに入ったとき、「当時から業界内ではヤラセ番組としては有名だったんですが、視聴者は本気で見ていた。だから正月に田舎に帰ると、みんなから『すごいね〜』と言われましたね。『川口さんがさあ』なんて言おうものなら、『さん付けで呼ぶんだ』と尊敬された」などと当時を回顧した。

 探検のロケで撮ってきたものを放送当日の朝のギリギリまで編集していたことなど振り返り、小山氏は「良いものを見せたい、面白いものを見せたいと最後の瞬間まで粘りに粘っていた。本当にすごかったと思う」と語った。

 この「川口浩探検隊」の企画はテレビの海外ロケ番組の先駆者的存在でもあり、プチ鹿島は「『なるほど!ザ・ワールド』とか『世界・ふしぎ発見!』とかにつながっていくんです」と解説。小山氏は「辞めて月日がたちますが、改めてすごいことをやったんだなと思う」としみじみ語った。

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