お笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」吉田敬(50)が、2日放送のフジテレビ系「ホンマでっか!?TV」(水曜後9・00)に出演し、自身の鉄板ギャグが生まれた意外なきっかけを明かした。
この日は「生まれ順で人生変わる!?SP」と題し、兄弟、姉妹にまつわるエピソードトークを展開。出演者は自分のきょうだい構成が記された名札を着用した。
9歳下の弟がいるという吉田は、弟から受けた影響について聞かれると、「十数年前に、僕の“どうかしてるぜ!”という日本中を震撼させたギャグがあるんですけど…」と、ドヤ顔で前振りした。MCの明石家さんまから「ほんの一部や」とツッコミを受けつつも、吉田は「あれは弟が5歳の時に言った言葉なんです」と告白し、どよめかせた。
14歳だった吉田はある日、弟を遊ばせるために、リビングでお馬さんごっこをしていたという、「もうええやろ」と馬役をやめようとする吉田に、弟は指でお金を示す“○”のジェスチャーをし、お小遣いをくれるようなそぶりを見せたという。
それでも再び「もうええやろ!」と言ったところ、冷蔵庫へ行くよう指示されたという。冷蔵庫から弟が取り出したのは、まさかのニンジン。吉田は「ホンマの馬扱いしてきよって。“これ、金ちゃうやないか!”って言ったら、(弟が)“どうかしてるぜ!”って言ったんです」と説明した。
吉田の頭の中には、その言葉が「ずっとおって」といい、芸人になった後にテレビ番組で披露。それが吉田のギャグとして定着したという。
ゲスト出演の歌手・松田ゆう姫から「弟のパクリってことですか?」と、身もふたもないツッコミ方をされると、吉田は「パクリっていうか、30年近く覚えていた俺の勝ちというか」と答えていた。