ブラッド・ピット、映画『バビロン』は「可笑しく、セクシーで、壮大な物語」

ブラッド・ピット、映画『バビロン』は「可笑しく、セクシーで、壮大な物語」

映画『バビロン』(2023年2月10日公開)ポスタービジュアル (C)2022 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

(ORICON NEWS)

 ミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』でアカデミー監督賞を史上最年少で受賞したデイミアン・チャゼルが監督、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーらが出演する映画『バビロン』(2023年2月10日公開)のポスタービジュアルと、キャスト&チャゼル監督が本作について断片的に語る特別映像が解禁となった。

 ゴールデンエイジ(黄金時代)と呼ばれた1920年代ハリウッド、サイレント映画からトーキー映画へと移り変わる時代。富と名声、野心に彩られた映画業界で夢を叶えようとする男女の運命を描く本作。

 ブラピ、マーゴットのほかに、トビー・マグワイア、サマラ・ウィーヴィング、オリヴィア・ワイルド、キャサリン・ウォーターストン、新鋭ディエゴ・カルバ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストのフリーなど、多彩なキャストが集結。ポスタービジュアルには、すべての登場人物たちが、輝かしい夢をかなえてトップスターとして活躍している瞬間を切り取った“夢の頂点”が描かれている。

 特別映像では、チャゼル監督が「ハリウッド初期の堕落と狂乱の人々を描いた、これまでで最大の挑戦だ」と力をこめて語るように、1920年代のハリウッドを舞台に、ブラッド・ピット演じるサイレント映画の超大物スター、マーゴット・ロビー演じる怖いもの知らずの新鋭女優、ディエゴ・カルバ演じるハリウッドの世界に飛び込んできた青年ら、人生を大きく変える夢を追い求めて日夜アクセル全開で奮闘する登場人物たちが、怒とうの世界を駆け抜けていく。

 一気に隆盛していく映画業界の荒波にもまれながら、さまざまな夢と、野心、欲望が交錯していく本作を、ブラピは「ときに可笑しく、ときにセクシーで、ときに壮大な物語」、マーゴットも「クレイジーな時代だわ」と言い表す。さらに、道化師のような身なりでひと際異質な存在感を放つ役を演じるトビー・マグワイアも「予想外のハリウッドが描かれている」と興奮気味に語る。

 チャゼル監督は「キャスティングはある意味、この映画のストーリーを映し出していると言えます。『バビロン』には業界で埋もれる人、這いあがってくる人などさまざまな人物が出てきますが、キャストはこの多様性を反映していると思います。ブラッド・ピットは大スターの役ですし、マーゴット・ロビーはこれから芽が出るタイプのスターの役です。そして、メキシコ・シティ出身の素晴らしい新人俳優であるディエゴ・カルバはLAに来たばかりの人物を演じています。彼は、観客が映画の世界を発見していく目の役となっています。皆さまが良く知っているさまざまな役者がキャスティングされている点が楽しいポイントですし、同時に彼らの今まで見た事がないような顔や演技が見れると思います。予想を裏切るような、イメージを覆すような姿を期待していただければと思います」と、本作への自信をにじませる。

 ハリウッドの急成長と時代を同じくして、“ジャズ・エイジ”とも呼ばれているほどジャズ黄金時代の喧騒も加わり、『ラ・ラ・ランド』で第89回アカデミー賞作曲賞・歌曲賞を受賞したジャスティン・ハーウィッツ作曲による切れ味鋭いサウンドも耳を離れなくなる。デイミアン・チャゼルの映画へのあくなき想い、エンターテインメントが持つ悦びのすべてが凝縮された本作の公開が待ち遠しくなるばかりだ。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね♡
URLをコピーする
URLをコピーしました!

この記事を書いた人

アフィリエイター初心者です!よろしくお願いします。

目次
閉じる