広瀬アリス主演のフジテレビ系月9ドラマ「366日」(月曜・後9時)の第3話が22日に放送された。
同ドラマはHYの名曲「366日」の世界観に着想を得たオリジナルストーリーで、高校時代に実らなかった恋をかなえようと再び動きだした男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を想(おも)い続ける壮大な愛の物語。(以下、ネタバレがあります。ご注意ください)
雪平明日香(広瀬アリス)は、意識不明となって入院中の恋人・水野遥斗(眞栄田郷敦)を見守っていくことを決意する。遥斗の両親である輝彦(北村一輝)と智津子(戸田菜穂)、妹の花音(中田青渚)も明日香の強い思いに心動かされ認める事に。そんな折、明日香が病院から帰ろうとすると、高校時代の同級生で遥斗らとも仲良しだった吉幡和樹(綱啓永)がいた。遥斗の見舞いに来たのだと思い、明日香が声をかけるも、和樹は何故か立ち去ってしまう。
明日香は下田莉子(長濱ねる)に和樹に再会したが立ち去ってしまった事を電話で話した。すると莉子は「遥斗が和樹の話をするといつも様子が変だった」と言う。明日香は2人の間に何かあったのかと考える。数日後、花音は医師の池沢友里(和久井映見)から受け取った診断書を、遥斗の勤務先の人が受け取りに来るので渡してほしいと明日香に預けた。友里は、信頼関係を築き始めた2人を微笑ましく見守る。
翌日、明日香が病室にいると、遥斗の勤務先の同僚である木嶋康介(岐洲匠)が診断書を取りに来た。遥斗が準備していた飲食店を引き継いだ木嶋は、遥斗がものすごくこだわっていた“店舗の壁面に飾ろうとしていたアート作品”に心当たりはないかと明日香に尋ねる。明日香は遥斗から「見たら絶対感動するから、楽しみにしていて」と言われた事は思い出すが、詳細は聞いていなかった。遥斗の思いを叶えてあげたいと思った明日香は、遥斗がこだわっていたアート作品を探そうと決意する。
そのアート作品は、和樹が高校生の時に撮影して受賞した「No.3」というタイトルの作品だったことが判明。明日香は和樹と会い、遥斗との間に何があったのか尋ねた。和樹は経済的に苦しい家庭環境に育ち、遥斗が和樹を心配して優しくしたことで、2人の仲がギクシャクしてしまった過去が明らかになった。
明日香が探しに回った「No.3」は、学校に戻っていたことが判明。明日香は和樹に留守電を残し「あの写真があって初めて遥斗の夢が完成すると思う」と話し、お店がある蔵前に来るよう伝えた。
お店に飾られた「No.3」を見る和樹。店名の「パトリア」はイタリア語で「ふるさと」であると明日香から聞かされる。「No.3」は、遥斗との思い出が詰まった「3」にまつわる桜を撮影したものだった。和樹は、まだ意識の戻らない遥斗に「ごめん」と謝り「なあ、起きたらさ、一緒にアメリカ行かねえ?」と話しかける。手を握りながら「だからさ、早く起きろよ!起きてくれよ…」と嘆いた。
「パトリア」は無事にオープンし、明日香と莉子、小川智也(坂東龍汰)、和樹で訪問し、「No.3」の前で楽しそうに記念撮影した。
和樹の家で妻がふと、和樹が高校の時に買ったというお気に入りの本を開いてみる。持ち上げた瞬間、本の中から1枚の写真が落ちた。明日香を撮影した写真だった。まさかのラストに、ネットは「え!!!!!!!」「あらららら写真」「あ、明日香の写真…!」「ああ、好きだったんだなあ」「和樹、明日香のこと好きだった…?」「和樹ぃ…そうだったのかぁ。お前も明日香を」「エッ好きだったのそこ」「和樹まじか…」「なん……やと……?」「へ?和樹、あすかのこと好きだったん?」「えー???」「そうだったの?」「あーーーーーーーーーーーーーーー」「まさかの三角関係!?!?」と驚きが止まらなかった。