ビートたけし お笑い界の現状憂う「テレビなんて面白くもなんともない」

ビートたけし お笑い界の現状憂う「テレビなんて面白くもなんともない」

「ビートたけし杯お笑い日本一」に出席したビートたけし

(東スポWEB)

 タレントのビートたけし(76)が8日、東京・浅草の東洋館で行われた「ビートたけし杯お笑い日本一」に出席し、お笑い界の現状について言及した。

 お笑いコンビ「ハンジロウ」が優勝し、たけしはプレゼンターとして登場。大会を総括したたけしは「うまいんだよ、みんな。若手なのにベテランの感じ。余裕があって笑い待ちなんかして、ちょっと腹立たしい。初々しさがない(笑い)」と毒づき、笑いを誘った。

 優勝したハンジロウに「ネタが新鮮で、後半もうまくまとめてる。後は違うネタを見てみたいと思った」と評価し、参加した全8組に対してアドバイスを送った。

 一方でお笑い界の現状については「芸人としての危うさがない。コンプライアンスやなんだって言ってるから。テレビなんて面白くもなんともないもんな。ばかばかしいぐらい。あんなの見てていいのかな」とバッサリ。

 続けて「笑点、あれ視聴率がいいんだよ。寝た切りのじいさんとばあさんがチャンネルを替えれないだけじゃねーか」とブラックジョークで笑いを誘った。 

 最後に「昔みたいに浅草に人がもっと集まってくれるような土地になって。浅草から出ていった芸人が関東のお笑いを席巻するような時代になればいい」と思いを語った。

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