ヒゲダン藤原聡が声帯ポリープ発症で療養「長くこのバンドを続けるために」公演キャンセル

4人組バンドOfficial髭男dismのボーカル、ピアノの藤原聡が声帯ポリープを発症し、療養するため、バンドで予定していた来月のイベント出演と8月の音楽フェスティバル「SUMMER SONIC 2023」2日間の出演を見合わせることを11日、公式サイトで発表した。

公式サイトでは「イベントへの出演見合わせに関するご報告」と題した文面で「このたび藤原聡(Vo/Pf)が声帯ポリープを発症し、療養が必要との医師の診断のもと、出演が予定されておりました下記イベントにつきましては、出演を見送らせていただくこととなりました」と報告。ロックバンドUVERworldとコラボする4月13日のイベント「UVERworld vs Official髭男dism」と、8月19、20日の「SUMMER SONIC 2023」出演を見合わせることを記した。

藤原もコメントを寄せ「昨年から、突然声が出にくくなる事がたまにありました。活動しながら様子を見ていたのですが、状況は悪くなる一方でした。そこでイベントへの出演を見合わせ、療養に専念するという事を、断腸の思いで決めました。発表されていたライブは、どれも僕たちにとって念願であり、活動のモチベーションにしていた、大切なイベントでした。準備を進めて下さっていた関係者の皆様、出演を楽しみにして下さっていた皆様、本当に申し訳ありません。何よりも長くこのバンドを続けるために、ライブ活動を一旦お休みし、しっかり治して、また必ずステージに帰ってきます」と決意を示した。

バンドは12年結成で、藤原以外のメンバーはギター小笹大輔、ベース楢﨑誠、ドラム松浦匡希。18年4月のメジャーデビュー曲「ノーダウト」や、19年「Pretender」などがフジテレビ系ドラマや映画版「『コンフィデンスマンJP」シリーズの主題歌に起用されるなどして大ヒットし、一躍トップミュージシャンとなった。藤原はバンドの幅広く複雑な音域を操る歌唱力と、高音域が響く伸びやかな声で評価を得ている。

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