バービー(39)が26日、東京・ユナイテッドシネマ豊洲で行われた、深川麻衣(32)の主演映画「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」(穐山茉由監督、11月3日公開)試写会に、ゲストとして登壇した。
映画のタイトルにちなんで、人生で詰んだ瞬間について聞かれ、2019年(平31)6月に日本テレビ系バラエティー「世界の果てまでイッテQ!」(日曜午後7時58分)のロケで、左足アキレス腱(けん)断裂の重傷を負ったことを挙げた。
バービーは「カメラが回っている時、土屋太鳳さんのダンスをマネした時にアキレス腱(けん)を切って、Qしちゃって…(ロケ地は)日本ですけど」と振り返った。ロケは宮城・松島町で同番組の企画「女芸人一芸合宿」が行われたもので、出演者が宴会場で持ちネタを披露する恒例企画の際、バービーは経験のあるコンテンポラリーダンスを披露し、ステップを踏んでいた中で、左足に違和感を覚え、アキレス腱(けん)断裂が判明した。
バービーは「局と事務所の問題だな、これは、というくらいのことになるので、やってしまったと…。番組にも迷惑かけるし絶対、オンエアできないし。入院したら、病室で局の偉い人と事務所の社長が話し合っている」と、当時の状況を赤裸々に明かした。ただ「詰んだ〜と思ったら、オンエアしてもらって、何となく笑いに包まれた」と、放送されたことで最悪の事態は免れたと振り返った。
バービーは「そこから、芸人以外の発信も始めるようになって、結果的には良かった。1回、どん底まで行って、もういいやと思った時、良い感じにいった。体張る仕事がダメになった時、違うものが入った。良い感じになった。そういうことを休みなさいと言われてるんだなと…別なことに目を向けるようになった」と自身の転換点になったと語った。


