関西大学(大阪府吹田市)は30日、経済波及効果の分析で知られる宮本勝浩名誉教授(78)が、今年2月の「バレンタインチョコレート」の経済効果は約1083億6936万円と試算したと発表した。
宮本名誉教授は「2023年の予測経済効果は、過去6年間で最高の売り上げを記録した2018年より約146億円少なく、最低額であった2021年より約112億円多い結果となった。コロナ禍の影響とバレンタインチョコに対する風習の変化などを背景に、最近はチョコの売り上げが低調に推移しているが、早く新型コロナが落ち着き、日本経済も回復基調となって、バレンタレンチョコの売り上げと経済効果が史上最高になることを願っている」とコメントした。