■水湊みおが卒業し、7人編成の新体制で新たな船出を
7月26日に新曲「ミカンセイ」を配信した#ババババンビ。しかし、病気の治療に専念するために活動休止中だった水湊みおが、7月29日をもって卒業することが発表された。岸みゆ、小鳥遊るい、近藤沙瑛子、宇咲、2024年3月に加入した神南りな、千星真穂、一ノ瀬こひなによる7人編成での新体制となった。
■個性をしっかり伝えて、ファンとの一体感もガッチリと
TIF初日、まだまだ暑さが残る昼5時35分に#ババババンビのHOT STAGEでのライブがスタートした。
SEに合わせてメンバーが登場。宇咲は舞台「転生したらスライムだった件」(魔王来襲編&人魔交流編)の大阪公演に出演中のため欠席。TIF最終日の8月4日(日)のステージに合流する予定となっている。
オープニング曲の「とぅーまっそ」から元気いっぱいのパフォーマンス。そして、パッヘルベルの「カノン」をポップに仕上げた「カノン」へ。メンバーカラーが歌詞に盛り込まれていて、#ババババンビの個性がしっかりと感じられる。
続く“線香花火”という言葉が歌詞にもある「BPM180」も夏にピッタリの曲で、ドキドキした気持ちを表現した振り付けもキュート。
3曲を歌ったところで自己紹介タイム。TIF初参加の新メンバーも含め、しっかりとアピールして、「後半戦もまだまだ楽しんでいきましょう!」と呼び掛け、「青春ギルティ」を披露。「キスしてほしい」では、ファンとの距離を縮めてガッチリと一体感を作り上げた。
そして、ラストは配信リリースしたばかりの「ミカンセイ」を歌唱。“出会い”と“別れ”を描いたこの曲は、水湊の卒業とも重なって聴こえた。
#ババババンビはTIFに3日間出演。4日(日)のグランドフィナーレで歌唱することも決定している。
◆取材・文=田中隆信
■#ババババンビ(TIF初日、HOT STAGE)セットリスト
「TOKYO IDOL FESTIVAL 2024」
◇8月2日(金)◇お台場・青海周辺エリア
01.とぅーまっそ
02.カノン
03.BPM180
04.青春ギルティ
05.キスしてほしい
06.ミカンセイ
■世界中からアイドルファンが集結
「TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)」は、お台場で開催される世界最大のアイドルフェス。アイドル戦国時代と称され、アイドルブームが再燃し始めた2010年に、日本初の“アイドルに特化した大規模同時多発的音楽フェス”として、東京・品川でスタートした。
新型コロナウイルスの影響により、2020年は初のフルオンラインフェス、2021年は一部ステージを有観客にしてリアルとオンラインのハイブリット型で、2022年は3年ぶりに会場全体を有観客に、2023年は4年ぶり観客による歓声、ジャンプも解禁して開催された。
そして、2024年も新たな試みを積極的に行いながら「アイドルシーンを盛り上げ広めていく」という変わらぬ目的のため、約200組のアイドルが出演し、世界中からアイドルファンを集めて開催される。