タレントでドラァグクイーンのナジャ・グランディーバ(49)が、14日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月〜金曜後9・00)に生出演。自身の“初ギャラ”について語った。
番組ではアパレル会社の株式会社TOKYO BASEが新卒採用初任給を一律40万円に引き上げることが話題に上がった。MCのふかわりょうに「(自分の初任給を)覚えてますか?」と聞かれたナジャは「私はね初任給っていう言葉が、ぴったりくるかどうか分からないですよ。時給でゲイバーでは働いてたし」と語った。
「この“ナジャ・グランディーバ”で舞台に立って初めてもらったのは、なんかね覚えてるんですけど、こんな大入り袋に500円玉が入ってて。“ありがとうございました”って渡されて…」と当時を振り返った。「これは交通費なのか、ギャラなのかどっちかなーって悩みながらも、ギャラはもらえないから“これギャラなんだ”って思って。でも電車で帰るわけでしょ、それで交通費で消えちゃったっていうのが、初任給っていうか初めてのギャラ」と語った。
しかし決して苦い思い出でもなかったよう。「ただその頃はタダでも出たいんですよ。人前でパフォーマンスしたいっていうのがあるから、それはそれで嫌な思い出ではなくて、舞台に立てた、うれしいなっていう方が大きかったですけどね」と当時の思いを明かした。