お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之(45)が、5日までに自身のYouTubeチャンネル「ナイツ塙会長の自由時間」を更新し、漫才協会会長として、協会に所属する漫才師から師匠たちの“怖い”エピソードを聞き取りした。
お笑いコンビ「オキシジェン」の三好博道は、お笑い芸人・うたじについて口を開いた。三好が協会に加入して1カ月がたったころ、うたじから呼び出され「筋がいいから、半年後に僕が主催する寄席があるから、ぜひ出ないか」と誘われたという。
「手伝いしかやってないのになんで筋がいいって分かるんだろう」と不審に思いつつも、出演依頼を承諾すると、うたじから「じゃあノルマ1人8000円ね」とのお達しが。「そういうものなのかな」と了承し、コンビで計1万6000円を支払ったそう。
公演の当日は、開演3時間前から楽屋の掃除、のぼりの制作、来場客の整列など、準備を手伝うも、弁当の支給はなく、配られたのは1組3袋のピーナッツのみ。本番は無事終了し、うたじが客や来場した落語家から祝儀などを受け取ったが「この後、僕お客さんと打ち上げ行くから後片付けよろしくね」とうたじは帰ってしまったといい、三好らはギャラをもらえず、打ち上げにも呼ばれなかったと振り返った。
塙は、そんなうたじについて「先日も、年会費8000円を払いたくないから、僕を名誉会員にするのはどうだって、本人が自分で言ってたけどね」と暴露。
「奇しくも8000円ですね」との声が上がると「本当だね。ちょっと怖いよね」と話した。