お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之(45)が、10日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。芸人の“変化”を語った。
この日は錦鯉・渡辺隆、モグライダー・芝大輔とともに番組に出演。現在、漫才協会の会長を務める塙は加入当初について「漫才協会、2002年に入った時に昼に東洋館出て、夜ライブに出ると、流れ星とかに“うわ、浅草臭がする”ってイジられて、そういう感じでしたよ」と振り返った。
その上で「漫才協会の人ってさ、競争社会じゃないんだよ。錦鯉とかモグライダーはまだ賞レース、バリバリの時じゃない感じがする。人間性がにじみ出てるじゃないですか」と語った。
続けて「今の最近、コンビ組んだ人って、漫才だったらM−1があって“M−1の決勝行きたい”と。そのために、どうしたらいいんだ?みたいなので、M−1を研究して、ここのボケがどうだとか、技術をすごく先に習得してやって勝つじゃん」と賞レース全盛期となった現在の若手芸人の風潮を語った。
そして「だけど、錦鯉、モグライダーは、そこにいろんな訳の分からないことやってきたんだろうなとか、技術の前にいろんなことをやってきて結局、技術もあるんだろうなって思うから、より面白く感じる。ウエストランドもそうだけど」と人間味が感じられるからこそ、より面白いと印象を口にした。