ドランク塚地「来てくださった」って何!俳優・お笑いの格差にがく然

 お笑いコンビ・ドランクドラゴンの塚地武雅が13日、テレビ東京系「あちこちオードリー」に出演し、俳優とお笑いの現場での扱いの違いを指摘した。

 この日は、出演メンバーが考える「芸能界を生きやすくする教訓」を発表して参考書を作ろうという企画。俳優としても活躍する塚地は、バラエティーの現場で、俳優が丁重に扱われることにもの申した。

 俳優としても約20年のキャリアがある塚地。映画やドラマに出始めたころには、現場で「おもしろいことやってよー」とむちゃぶるされることも多かったが、あえて「やってウケた方が勝ち」と腹をくくって期待に応えるようになったという。

 逆に俳優がバラエティーの現場に来た時の、番組側の「丁重な扱い」には納得いかない部分があるとした。MCのオードリー・春日俊彰が「『来てくださった』みたいなね」と続けると、塚地は「それ何なん?『来てくださった』って」と過敏に反応。「おれだって、ドラマの現場に行ってそんな扱いされない。ほっそいロッカー1個で楽屋もなく、荷物置いて、後どっかで時間つぶすみたいなこと(俳優はバラエティーで)やってないのに」とヒートアップした。

 さらに「バラエティーとか慣れてないんで」などと予防線を張る俳優にもプンプン。「おれ、ドラマ行った時に『ちょっと役に入るの恥ずかしいんで…フワッと演じます』とか言ったことない!」と力説した。映画やドラマの現場で全力を尽くして演じているだけに、自身の主戦場であるバラエティーで俳優が“お客さま”として扱われているのは納得いかない様子だった。

 エンディングでは、オードリー・若林正恭が「全員、損はしたと思うよ」と本音を出し過ぎたトークを反省。塚地は「この後、ドラマ行きにくいもん」と冷静さを取り戻し、後悔を口にしていた。

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