トーマシン・マッケンジー「母国の映画産業に貢献したかった」貴重なインタビュー映像

トーマシン・マッケンジー「母国の映画産業に貢献したかった」貴重なインタビュー映像

映画『ドライビング・バニー』(公開中)に出演するトーマシン・マッケンジー (C) 2020 Bunny Productions Ltd

(ORICON NEWS)

 9月30日より公開中の映画『ドライビング・バニー』より、主人公のワケありシングルマザー、バニー(エシー・デイヴィス)と行動を共にする姪のトーニャを演じたトーマシン・マッケンジーのインタビュー映像が到着。話題作への出演が目白押しのマッケンジーの素顔がのぞけるインタビュー映像となっている。

 トーマシン・マッケンジーは、2000年7月26日、ニュージーランド生まれ。13歳の時、母国のTVドラマ『Consent : The Louise Nicholas Story(原題)』(14年)でレイプ被害者の少女を演じて注目を集め、18年、デブラ・グラニック監督『足跡はかき消して』(18年)での演技でブレイク。

 その後は、ティモシー・シャラメ主演のNetflixドラマ『キング』(19年)、タタイカ・ワイティティ監督の『ジョジョ・ラビット』(20年)、『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督によるタイムリープ・ホラー『ラストナイト・イン・ソーホー』 (21年)、ジェーン・カンピオン監督の第94回アカデミー賞にて最多となる12ノミネートされた『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(21年)、M・ナイト・シャマラン監督作『オールド』(21年)などの話題作に次々と出演。

 今後もジョン・クロウリー監督のTVシリーズ『Life After Life(原題)』、アン・ハサウェイと共演したスリラー『Eileen(原題)』、オリンピック体操選手ケリー・ストラグを演じるオリヴィア・ワイルド監督作 『Perfect(原題)』などが控えている注目の若手俳優だ。

 『ドライビング・バニー』は、我が子に会いたい一心で奔走するシングルマザーの姿を通して、多様性の重要さが叫ばれる2020年代においてもなお、取り残される人々、格差や偏見をえぐり出した快作。トーマシン・マッケンジーは、母の幸せのために自分さえ我慢すればいいと、継父の魔の手を振り払えない女子高生を繊細に演じる。久しぶりに母国に戻って臨んだ撮影は、『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』(21年)以来、2度目の共演となるエシー・デイヴィスと息もぴったり。「2人の台本にはたくさんのメモが書き込まれ、大量の付せんが貼られていて、本作への意気込みが伝わってきた」と、ゲイソン・サヴァット監督は証言している。

 インタビュー映像では、脚本を読んで「意味があり、語るに値する物語」だと思ったことや、「主人公、監督、撮影監督、編集者、プロデューサーも女性で、背景にある女性パワーに魅力を感じた」と出演を決意した心境を語っている。近年、ハリウッドでも活躍するトーマシンだが、「母国の映画産業に貢献したかった」と、故郷ニュージーランドでの顔見知りとの撮影にリラックスした様子を見せ、映画監督の父と女優の母とも一緒に仕事をしたプロデューサーのエマ・スレイドとの仕事を喜ぶ。また、「オークランドに住む姉に子どもが生まれてワクワクしている」とプライベートな一面を覗かせる。

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