トータス松本 音楽引退&役者転向に猛反対したアーティストとは?「確かに俺よりは下手やけどって」

 ロックバンド「ウルフルズ」のトータス松本(56)が、14日放送のフジテレビ系「まつもtoなかい」(日曜後9・00)にゲスト出演し、役者への本格転向を考えた時期について語った。

 音楽活動とともに、俳優としても活躍する松本。MCのタレント中居正広から「トータスさんが20年くらい前にミュージシャンやめて役者に転向するって(話を聞いた)」と聞かれると、「1回ありました」と認めた。

 楽曲作りのアイデアを「だいたい映画とか見てインプットしていくんですよ」という松本。「黒沢明さんの映画を見ようかなと思って見ていたら、三船敏郎さんが“うう…”ってなってきて。急に何かこっちの方がいいんちゃうんか?って。アホなんで単純にやられたんですよ」。名優・三船敏郎さんの迫真の演技に心が動かされたという。「ちょうど音楽な、もうここまで作ってきたけど、これからまた作っていくのもなという感じもあったから、逃げたかったのも今思えばある」とも明かした。

 その後、シンガー・ソングライター奥田民生との酒席で、「酔っ払って奥田民生君とかと飲んでる時に、“音楽なんかいくらやっても一緒やし、次から次に出てくるから、俺もう辞めて役者に懸けてみようかなって思ってるのよね”って言って」と打ち明けたという。すると、3日ほどたって奥田から“招集”が。呼ばれたすし店には、奥田のほか、シンガー・ソングライター井上陽水と女優・小林聡美もいたという。

 奥田は松本に翻意してもらうため、大御所たちに説得してもらおうと一席設けた様子。「“陽水さん、聞いて下さいよ。こいつ、わけ分からないことを言い出してるんですよ。役者になるとか言い出しているんですよ”って言ったら、陽水さんが“う〜ん、いいんじゃない?”って」。松本のものまねと、陽水のまさかのリアクションに、スタジオは爆笑に包まれた。

 奥田の熱意は伝わったようで、松本は「民生君のそういう言葉は聞いたことがなかった」とビックリ。「“お前は確かに俺よりは下手やけど、音楽をやめるっていうのはお前、ちょっとないぞ?”って言われた。それで徐々に目が覚めた」と振り返っていた。

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