ロックバンド・ウルフルズのヴォーカリスト・トータス松本(56)が12日、大阪市のなんばグランド花月(NGK)で行われた吉本新喜劇の烏川耕一(50)の特別公演「芸能生活31周年記念公演〜ひょっとこ大感謝祭2023秋〜」にゲスト出演した。
2人は2020年度後期NHK朝の連続テレビ小説「おちょやん」で共演。烏川が「借金取りの役で『借金大王』を歌ってくれたら面白い」と考え、ダメ元でオファーしたところトータスが快諾。希望通り、借金取りの役で登場した。
トータスは全身赤のスーツ姿で登場。「ヘイ、兄貴」と受け答えしながら、「ヘ〜イヘイヘイヘ〜イヘイ♪」などと歌に変換して盛り上げると、「借金大王」「ガッツだぜ!!」「明日があるさ」を熱唱。会場から大歓声を浴びた。熱が入るあまり、先輩借金取り役の松浦真也から借りたギターの弦が切れるハプニングもあり、「弦買うて返します」と謝ったが、松浦は「宝物にします」と喜んだ。
出番後は翌日の仕事に備え、すぐに劇場を飛び出したが、烏川は「ノリノリでやってくれて助かった。本当にありがとうございます」と感謝していた。