ビートたけし杯「お笑い日本一」が9日、東洋館で行われ、ビートたけしが出席し、ビートきよしもサプライズゲストとして登場した。
「第2のビートたけしを発掘する大会」として今年で6回目の開催となった同イベント。ヤーレンズ、センチネルら8組の若手お笑い芸人が参加した。
オープニングトークでは突然、実行委員会名誉顧問を務めるたけしよりも前に、きよしがライダースを羽織って登場し、会場は大盛り上がり。続いて、たけしもラフな格好でゆっくりと登場。漫才コンビ「ツービート」の公の場での共演は約9年ぶりとなり、たけしは満面の笑みで「久々、隣に並ぶと緊張するな。上がるな〜」と率直な感想を口にした。
その後、たけしがきよしに向かって「コイツ、腎臓壊して痩せてる! 錦野旦かと思ったよ」と笑いながらイジると、きよしは「顔だけ見にきた!」と返答。たけしは素早く「最後のあいさつか!」とツッコミを入れ、会場は大きな笑いに包まれた。
グランプリは「M―1グランプリ2023」で準優勝した、ヤーレンズに決定。客席でネタを見ていたたけしは「満場一致。(グランプリの要因は)余裕の差」と評価した。
たけしはフィナーレで、昨年末、週刊文春に性的行為強要疑惑を報じられ、1月8日に芸能活動休止を表明しているお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志についても言及。ヤーレンズへの賞状授与の締めでは「実行委員会名誉顧問 ビートたけし」と言わずに「実行委員会名誉顧問 松本人志」と発言。「今、女がどうのこうのうるせえんだよ!」と声を張っていた。