チケット完売の5月「平成中村座姫路城公演」取材会中に、七之助の一言で当日立ち見の追加販売決定

チケット完売の5月「平成中村座姫路城公演」取材会中に、七之助の一言で当日立ち見の追加販売決定

「姫路城世界遺産登録30周年記念 平成中村座姫路城公演」取材会を行った(左から)中村七之助、中村勘九郎

(サンケイスポーツ)

歌舞伎俳優の中村勘九郎(41)、中村七之助(39)が16日、大阪市内で「姫路城世界遺産登録30周年記念 平成中村座姫路城公演」(5月3〜27日、姫路城三の丸広場内特設劇場)の取材会に出席した。

平成中村座は、「江戸時代の芝居小屋を現代に復活させ、多くの方々に歌舞伎を楽しんで頂きたい」と、十八世中村勘三郎(当時・勘九郎)さんが2000年、東京・浅草・隅田公園内に江戸時代の芝居小屋を模した仮設劇場を設営して開催。12年に亡くなった勘三郎さんの思いを長男の勘九郎、二男の七之助が継承して続けている。

今回は、世界遺産登録30周年を記念して、初めて国宝・姫路城での開催が実現。第一部(正午開演)で「播州皿屋敷」と「鰯売戀曳網」、第二部(午後4時開演)は「棒しばり」と「天守物語」(坂東玉三郎・演出)を上演する。

「関西地方で中村座は8年ぶり。(発売開始)2日で完売したみたいで、ありがたいこと。このご時世で、中村座は建てるのにお金がかかるから、チケットも高くせざるをえない(松席1万5500円・税込み)のに」と勘九郎。

「昼夜ともご当地ゆかりの演目で、特に『天守物語』は、姫路城の天守の話で、演出が玉三郎さん。盆と正月がいっぺんに来ちゃったみたい」と喜ぶ七之助が「立ち見くらいは…と勝手に思ってます」と話すと、取材会中に急きょ、各日20枚の当日立ち見販売が決定した。

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