Mー1グランプリ2023会見、前列左から司会の川島明(麒麟)、ヨネダ2000、ウエストランド、ロングコートダディ、オズワルド、後列左からシンクロニシティ、ななまがり、キュウ、ダイヤモンド、ビスケットブラザーズ、ママタルト(撮影・柴田隆二)
(日刊スポーツ)
お笑いコンビ、ダイヤモンドの野澤輸出(36)と小野竜輔(32)が27日、漫才日本一決定戦「M−1グランプリ2023」の開催会見に出席し、決勝最下位に終わった昨年大会のリベンジを誓った。
小野は「今までの大会で最下位だった方が優しく接してくれるようになった」と振り返り「(08年大会決勝最下位の)ザ・パンチさんが会う度に優しく声をかけてくれて。パンチさんたちはラストイヤーで最下位になって『ショックで1年間の記憶がなかった』と言ってて。僕たちあと10回出られます!と言ったら、そこから冷たくなりました」と笑わせた。
21年末に漫才終わりに舞台の階段を踏み外して右足3カ所を骨折していた野澤は、今月上旬に足に入っていたボルトを取り除いたことをあらためて報告。昨年大会決勝は足にボルトを入れたまま戦っており、「ようやく抜けたので。去年は重りをつけたまま戦っていたので、今年のダイヤモンドはスピードがあります!」と決意を込めていた。
「M−1グランプリ2023」は結成15年以内(08年1月以降結成)の2人以上の漫才師が対象。プロ、アマ、所属事務所の有無は問わず、優勝賞金は1000万円。今年で19度目の開催となる。8月末までエントリーを募集し、テレビ朝日系で生中継する12月の決勝へ向けて1回戦、2回戦、3回戦、準々決勝、準決勝と5度の予選を戦う。これまで昨年の準決勝進出組は翌年の1回戦が免除されていたが、今年から昨年の準々決勝進出組までが免除されることになった。また、今回は1回戦のネタ時間が昨年から15秒短縮される。