タモリが「第60回ギャラクシー賞」で「放送批評懇談会60周年記念賞」を受賞し、31日、都内で行われた贈賞式に出席した。
スピーチでは、自身の芸歴の半分は「非難の連続」だったと振り返った。サングラスでの出演(アイパッチをつけていた時期もあった)や、白いブリーフのみを着てのイグアナ芸、4か国語麻雀など、今でいう地下芸人に近いような存在だった。
「ようやく、ここいらで褒められ始めて、ちょっと気持ち悪く思っているんですけども」「過大評価に苦しんでいます」と正直な思いを口にした。また、司会の長野智子の言い間違いを当意即妙にいじるなどして笑いの要素も忘れなかった。