タレント、タモリ(78)が2日放送のNHK「ブラタモリ」(土曜後7・30)に出演。旅のパートナーを務める福岡局の野口葵衣アナウンサー(28)と奈良・正倉院を訪れた。
正倉院の3つある部屋の中で最も重要な品が納められてきた北倉に入ることになり、関係者が鍵を開け扉のきしむ音が響き渡ると、タモリは「それでは『正倉院の扉の音』ア〜〜〜」ときしむ音を再現し、「っていう芸ができただろ。持ちネタ」とボケをかますと、野口アナは「持ちネタ増えました」、番組テロップは「新ネタ誕生?」とツッコミを入れていた。
■正倉院宝物 東大寺の正倉院正倉に伝えられてきた調度や楽器、仏具、染織品など約9000件にのぼる宝物。多くは8世紀に作られ、「漆胡瓶(しっこへい)」など国際性に富む宝物が多いのが特色。正倉内部は北倉、中倉、南倉の3部屋に分かれ、聖武天皇の遺愛品、東大寺・大仏開眼会の献納品、開眼会など同寺の法要で使われた仏具や楽器などが納められてきた。現在、宝物は西宝庫・東宝庫で保存されている。