根本は、デビュー初期の80〜90年代に同局を代表する深夜番組『MBSヤングタウン』のパーソナリティーを務めた。スターダスト☆レビューとしてもデビュー40周年を迎え、ライブツアーを実施中。6月には埼玉と大阪で『スタ☆レビ40周年 東西あわせて108曲煩悩ライブ』を予定する。PR大使の任期は、5月2日〜12月31日まで。
■根本要 コメント
「We Love MBSラジオ」
僕が初めて生放送のレギュラー番組を担当させてもらったのが『MBSヤングタウン』でした。ご存知かもしれませんが、ヤングタウンはお笑いの方とミュージシャンがチームを組んで番組を進めていくちょっと変わった番組で、僕もその一員に選んでいただいたのはうれしかったけど、番組の中ではただの聞き役。当時一緒にやっていた笑福亭笑瓶さんと野沢直子さんのおしゃべりに毎回笑っているだけ。もうひたすら楽しく、毎回あっという間に番組が終わってしまったのをよく憶えています。
あれから30年近く経って、僕もそこそこしゃべれるミュージシャンに数えてもらえるようになりました。それこそがまさに、あの時のヤングタウンに育ててもらった証です。笑瓶さんや野沢直子さんの「ものの見方」や表現力、リスナーの皆さんからのメッセージ、番組スタッフの雰囲気作り、それらすべてが今の言葉としてリアルにつながっていく。本当に「今を生きる」という言葉を実感しました。それは今も、僕がものを表現する時の原点でもあります。
僕は子どもの頃からRadioで音楽を教えてもらって育ちました。あの時のDJたちの音楽に対する熱いが僕にも伝わったのだと思います。そして僕も今、僕の言葉で僕の思いや音楽を伝え続けていきます。
Viva,Radio. ラジオに感謝を込めて。