スキマスイッチの20周年ツアーが開幕 〝全力少年〟から大人の魅力を携え「みんなと歌えて幸せ!」

男性2人組ユニット、スキマスイッチが6日、北海道・札幌市のカナモトホールで、約半年をかけ全国9カ所を巡るデビュー20周年アニバーサリーツアーをスタートさせた。

最低気温11度と寒さの残る北の大地。同所のシンボルでもあるさっぽろテレビ塔からほど近い会場は、開演前から熱気が立ち込めた。来月9日に迎えるデビュー20周年を祝おうと集結した総立ちの約1500人。拍手で迎えられたボーカルの大橋卓弥(45)は「札幌〜!」と歓喜の雄たけび。コロナの影響で制限されていた声出しが3年ぶりに解禁され飛び交う声援に、ピアノの常田真太郎(45)は「ありがたいね」と笑顔を見せた。

スキマスイッチは1999年に結成。2003年に「view」でメジャーデビュー。翌年のセカンドシングル「奏(かなで)」がロングセラーとなり、05年から3年連続でNHK紅白歌合戦出場を果たした。

この日は、20年間で発表してきた145曲にも及ぶ楽曲の中から、真骨頂のバラード曲「奏(かなで)」や代表曲「全力少年」「ボクノート」など軌跡をたどるヒットナンバーを熱唱。祝福のシャワーを浴び「みんなの歓声が一番のご褒美」とほほえんだ。産声のような声で歌い上げた「全力少年」では大合唱が巻き起こり、大橋は「20周年にみんなと歌えて本当にすごく幸せ!」とシャウトした。

アンコールでは、自身初のバースデーソングとなる新曲「アニバースデー」を初披露し、約3時間に及ぶ公演を締めくくった。成人を迎えた〝全力少年〟は、大人の魅力を携え走り続ける。

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