日本の洋画家でTOKYO MX「バラいろダンディ」にてコメンテーターを務める中島健太氏(38)が3日、同番組に出演。2日に行われたジャニーズ事務所会見での事務所側の姿勢を痛烈に批判した。
2時間という会見時間の短さと、一社一問との質疑応答のルールから荒れに荒れた記者会見。一部の記者がマイク無しで質問したことをきっかけに「順番を回して」「ルールを守って!」と記者らの怒号が飛び交う事態に。
これに対し、新会社の副社長となる井ノ原快彦(47)が「こういう会見の場は、全国に生放送で伝わっている。子供たちが見ている」などといさめると会場から拍手が起きていた。
会見をすべてリアルタイムで視聴したという中島氏は「法人として、この会見はひどいものだなと。東山さんが言い切っていた『メディアに圧力をかけることはない』が明確に嘘だということが露呈した」と切り捨てた。
中島氏は、荒れた原因を「会場の都合で2時間、その会場選んだのはジャニーズですよね。その中で、(質問して)聞ける人を限るというルールを押し付けたから反発した」と事務所側の姿勢と指摘。
その上で、井ノ原が記者をいさめた場面を「こんなおかしなことありますか」と批判した。「ビッグモーターで考えてくださいよ。ビッグモーターが我々こういう出直し会見をします。時間は2時間です。一社一問でお願いします。これに対して怒らないメディアいますか?」と、保険金不正請求や除草剤問題で追及されたビッグモーター社を例に挙げて、会見の不誠実さを説明した。
続けて「それで怒ったメディアに対して副社長が『子供たちが見てますから落ち着いてください』。おかしくないですか」と井ノ原の対応を批判。「僕、東山さんと井ノ原さん大ファンですよ」と語った上で「法人としてのあの振る舞いはなんですか。子供たちが見てるから? 子供たちを被害者にしてたのがあなたたちの会社でしょ。そういう当事者意識を全く感じない」と一刀両断していた。


