ジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長の14日の発表要旨は次の通り。
【告発は事実か】
ジャニー喜多川に確認できず、個別の告発について「事実」と認める、認めないと一言で言い切ることは容易ではない。とはいえ、目の前に被害にあったと言われる方々がいることを、大変重く受け止めている。
【性加害を知らなかったのか】
知らなかったでは済まされないが、知らなかった。会社運営に関わるような重要な情報は、ジャニー喜多川と藤島メリー泰子元名誉会長(メリー喜多川)の2人以外に知ることのできない状態が恒常化していた。
【再発防止策】
外部の協力も得て「コンプライアンス委員会」を設置しており、これまで以上に取り組みを強化する。社外取締役を迎え入れて経営体制を抜本的に見直すよう、人選を進めている。
【なぜ第三者委員会を設置しないのか】
ヒアリングを望まない方々も対象となる可能性が大きい。ヒアリングを受ける方の状況や心理的負荷に対しては、外部の専門家から十分に注意し、慎重を期す必要があると指導を受けた。