ザ・ぼんち 古希記念全国ツアー おさむ「声でかいだけ」と自虐も「攻めていかないと」

ザ・ぼんち 古希記念全国ツアー おさむ「声でかいだけ」と自虐も「攻めていかないと」

 記者会見に出席した(左から)大平サブロー、ザ・ぼんちのぼんちおさむ、里見まさと=大阪市内

(デイリースポーツ)

 漫才コンビ「ザ・ぼんち」が22日、大阪市内で行われた「吉本興業110周年感謝祭 ザ・ぼんち 古希記念公演ツアー 〜ダイヤモンドは砕けない〜」の記者会見に、お笑いタレントの大平サブローとともに出席した。

 コンビ結成50周年と、2人の70歳の古希を記念した全国ツアーは7月29日の愛知公演を皮切りに、滋賀、東京、福岡の4都市で開催される。

 70歳にして全国ツアーを開催するほど衰え知らずの2人。里見まさとは「人に負けないように笑いを取っていこうとする気持ちがあるから」と理由を挙げ、ぼんちおさむも「お客さまの笑い声が元気の源」とファンに感謝した。

 1980年代の漫才ブームを火付け役として駆け抜けたが、おさむは「僕はテクニックないもんで、声がでかいだけなんですけど」と謙虚に語った。しかし、となりでサブローがクスクスと笑っていることに気付くと、「笑うってことは、当たってるってことやな」と指摘し、会場の笑いを誘った。その後、まさとから「あんなテクニック、マネできへん」とフォローされ、仕切り直したおさむは「だから、一生懸命やるしかないんです。僕は攻めていかないとダメなんです」と意気込みを語った。

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