アフリカ・ギニア出身のタレント、オスマン・サンコン（７３）が８日、東京・池袋のホテルメトロポリタンで「来日５０周年記念 日本ギニア友好チャリティーパーティー」を開催。３５０人が祝福に訪れた。
親友のテレビプロデューサーでタレント、テリー伊藤（７３）が司会を務め、２０１８年に結婚した歌手、北山みつき（５５）が「愛の賛歌」など３曲を披露するなどして盛り上げた。
外交官として来日し、フジテレビ系「笑っていいとも！」などで人気者になったサンコンは「日本のこと全然知らずに国からの命令で来たんだけど、本当によかった」と振り返り、「（今月１１日の誕生日で迎える）７４歳まで生きられるなんてギニアではありえないよ」と笑顔を見せた。
テリーは「怒った姿を見たことがない。いつもニコニコしていて、欠点は女好きだけです。彼には奥さんが３人います。第１夫人と第２夫人はギニアにいるんですけど、第１夫人は怒っているらしい」と暴露し、「３人の奥さんと対決させたほうがいい」と提案。その言葉に北山は「ギニアに行っても会いません」とばっさり切り捨てた。
サンコンは故郷に小学校を設立したことを明かし、「給食を取り入れようと思うの。それから小学校の人たちに日本に来てもらい、技術やハイテクを学んでほしい」と夢を語ると、北山も「ギニアに日本語学校も作りたいんだよね」と言葉を重ね、うなずいた。
第２夫人との間に生まれた息子のイブラヒマさん（１８）もお披露目された。最後に全員でお約束のフレーズ「１個、２個、サンコーン！」と叫び、パーティーを締めた。イベントの収益金の一部はランドセルや文房具としてギニアの子供たちに贈られる。
