コント日本一決定戦「キングオブコント2023」の決勝が21日、東京・赤坂のTBSで行われ、結成7年目のお笑いコンビ、サルゴリラが初優勝した。
今大会は過去最多となる3036組が参戦。激戦を勝ち抜いたファイナリストとして蛙亭、ニッポンの社長ら10組がキングの称号と優勝賞金を巡り火花を散らし、ファーストステージを第1位で通過したサルゴリラが、最年長&歴代最高点となる964点で栄光をつかみ取った。
結果発表直後に司会のダウンタウン、浜田雅功(60)から祝福されたツッコミ担当、児玉智洋(43)は「本当に楽しかったです! これからもコントはやっていきたい」と感激。パンサーの向井慧(37)と親交の深い児玉は「後輩の向井におごってもらっていたので、やっと先輩らしくなれる。おごれます」と胸を張った。
相方のボケ担当の赤羽健壱(44)は、賞金1000万円の使い道について「44歳で実家暮らしなのですぐにでも実家を出たい」と宣言し、笑いを誘った。
サルゴリラは2015年12月をもってトリオ「ジューシーズ」を解散し、残った赤羽と児玉で結成された。