サッカー日本代表が臨む26年W杯北中米大会アジア2次予選のシリア戦(サウジアラビア・ジッダ)の日本国内での中継が、試合当日の21日も未定となっている。日本時間21日午後2時時点でも地上波テレビ局や国内の動画配信サービスでの生中継が決まっていない。放送権料の高騰により、日本時間午後11時45分キックオフを前にいまだ中継のめどが立たないことについて、ネット上では様々な意見が飛び交った。
シリア戦の中継を巡っては、放送権を購入したシリアの代理店の提示額が高額な上、深夜帯の放送となるため採算が取れないことが原因で交渉が難航。日本サッカー協会の山本昌邦ナショナルチームダイレクターも「お越しのテレビ局の皆さんを含めて、なんとか、そこ(中継)にたどり着ければ」と懇願していた。
この状況にネットでは「このままだと見られないのしょうか?」「どうにか観戦できるようにしてほしいです。よろしくお願いします」との切実な声や「もう当日だし、生中継はダメですかね」「うわー、凄く残念です」というあきらめの声が寄せられた一方、「放送権の異常な高騰を防ぐために必要なステップ」「こんなやり方をされるのでしたら1円も相手に払わなくていい思います」「代理店の要求額を飲む必要はないと思います」「高いなら中継なしでもよいのではないかな」といった理解の声もあがった。
また、日本サッカー協会は公式X(旧ツイッター)で「本アカウントにて試合のテキスト速報を行います」としている。