サザン・原由子、鎌倉で13年ぶりのソロライブに「幸せです」 夫・桑田佳祐も駆けつけ祝福

 「サザンオールスターズ」の原由子(66)が7日、神奈川・鎌倉市の鎌倉芸術館で13年ぶりとなるワンマンライブを行った。 原が再び鎌倉の地に帰って来た。2010年7月に開催した前回のソロライブが行われたのと同じ会場。「皆さん、くつろいでいってください!一番くつろぐべきなのは私なのですが…。13年ぶりとあって、震えてしまいました」と緊張気味に登場した原だったが、ファンの笑顔に頬が緩む。客席の奥まで届けとばかりに大きく手を振ると、声援にお辞儀で応えた。

 横浜市出身の原だが、鎌倉は親戚が住んでおり、幼少期は頻繁に訪れていたことから、慣れ親しんだ街。会場への思いを言葉で示すことは無かったが、「鎌倉物語」で口火を切り、中盤には昨年10月発売の31年ぶり4枚目のオリジナルアルバム「婦人の肖像(Portrait of a Lady)」に収録した「鎌倉 On The Beach」を披露。歌で“鎌倉愛”を表現した。

 ライブ最終盤、原が橋幸夫と吉永小百合のデュエット曲「いつでも夢を」を歌い始めると、会場がざわついた。13年前、アンコールで夫の桑田佳祐(67)と同曲でデュエット。客席の「もしかして?」の期待に応えるかのように、マイクを手にした桑田が登場。桑田の「13年前も来ましたが、良い季節にすばらしいお客さんに囲まれて、幸せだよあなた。毎年やりなよ」の言葉に、原もまんざらでもなさそうな表情を見せた。

 桑田は前回のライブ直後に食道がんが発覚したことにも自ら触れ「あなたのライブを見た後に大病が見つかり…」と言うと、原は「今回はそんなことがないようにね」と念を押しつつ、「彼が今回のライブの選曲もリハもサポートしてくれた。幸せなライブでした」と感謝。夫婦(めおと)漫才のような掛け合いも見せながら、約2時間で22曲、1500人の視線をくぎ付けにした。(増田 寛)

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