ケンシロウ役の大貫勇輔、“北斗百裂拳”絶叫「お前はもう死んでいる…!」 体重落として再演へ

 ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター〜北斗の拳』の制作発表会見が6日、都内で行われた。主演ケンシロウ役・大貫勇輔(34)、Wキャストとなるユリア役・平原綾香(38)とMay’n(32)らが出席し、作品への思いを語った。

 発表会見前に歌唱披露の場が設けられ、各キャストが全12曲をメドレー形式で披露。「心の叫び」を歌った大貫は「うぉ〜あたたたたたたた〜ほぉわったぁ〜!」と絶叫し、「北斗百裂拳!お前はもう死んでいる…!」の名せりふで締めた。

 大貫は再演となった今作について「1年たたずに再演ができることを本当にうれしく思っています」と喜び「バージョンアップしたものが着々とできあがっているという実感」があると期待を高めた。

 ケンシロウと自身、作品と現代を重ねた大貫は「ケンシロウの『地獄のようなこの時代にいったい何ができるんだ』というせりふで、僕がなにか生み出さないといけない。この時代にやる責任を感じることができました」としみじみと語った。

 また、大貫は役作りで「3キロぐらい(体重を)落とした」と明かし「後2、3キロ落とせればいいなと。軽くなればなるほど楽になってきてるので、もうちょっと軽くして頑張っております」と覚悟を見せた。

 原作となる漫画『北斗の拳』は、『週刊少年ジャンプ』で1983年〜1988年にかけて連載された作品で、最終戦争により文明社会が失われ、暴力が支配する世界となった世紀末を舞台に、北斗神拳の伝承者・ケンシロウが、愛と哀しみを背負い救世主として成長していく姿を描いたストーリー。連載開始から40年近くたった今でも多くの読者に愛されており、コミックスの累計発行部数は全世界で1億部を突破、テレビアニメや劇場版アニメ化もされ、2021年冬に初ミュージカル化を果たした。

 東京公演が、25日〜30日までBunkamuraオーチャードホールで開催。その後、10月7日〜10日に福岡・キャナルシティ劇場で上演予定。また、中国ミュージカル界を牽引する演劇製作会社Ranspaceの代表・リャン・イービン氏を共同プロデューサーに迎えた今作は、上海公演も予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で上演は叶わず、配信で届けることを計画。今後、中国で上演することを目指す。

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