ケビン・スペイシーが裁判所に初出廷、性犯罪を強く否定 男性3人への性的暴行などで訴追

3人の男性に対する性的暴行の罪で英国で訴追された米俳優ケビン・スペイシー被告(62)が16日、ロンドンのウェストミンスター裁判所に初めて出廷し、性犯罪を強く否定した。

予備審問のために裁判所に姿を見せた同被告は、2005年4月から13年4月にかけて3人の男性に対する4件の性的暴行と他の1件で訴追されている。

ライトブルーのスーツにメガネ姿で出廷したスペイシー被告は、多くの報道陣に取り囲まれたが無言ですり抜け、約30分の審問の後に保釈された。

今後は、重大犯罪を審理する刑事裁判所で7月14日に審理が行われる。有罪となった場合は、6カ月の実刑判決または無制限の罰金が科せられる可能性がある。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

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