「デッドプール」シリーズや、『フリー・ガイ』(21)のライアン・レイノルズと、「クワイエット・プレイス」シリーズのジョン・クラシンスキー監督がタッグを組み、孤独な少女と、子どもにしか見えない“もふもふ”ブルーの感動の物語を描いた本作で初主演務めたフレミングは今回が初来日。ピンクのミニドレスで登場したフレミングはキュートな笑顔をふりまき、元気に挨拶。日本の印象を訊かれると「本当に最高の気分!会う人、会う人、とても素敵な人ばかり」とニッコリ。昨日はラーメンを食べたそうで、「スパイシーなものが好き。食べ物もすごくおいしいです」と弾ける笑顔を見せていた。
レッドカーペットを歩くのは「緊張する」と話した宮田は、「レッドカーペットで海外の方にインタビューをしたことはあるけれど、ついにこっち側に来ました!」と歩く側に回ったことにウキウキの様子。また、フレミングの日本への感想については「日本を楽しんでくれているのもうれしいし、会った人がすごくいい人と思ってもらえるのは、日本人として誇らしいなと思いました」と笑みを浮かべていた。
フレミングが演じたビーの声を演じた稲垣は白の可憐なドレス姿で登場。「私も辛いものがすごく好きなので、ぜひ一緒に食べたいです」とスパイシーなものが好きというフレミングに提案する場面も。稲垣の印象は「すごく可愛い!」とぴょんぴょん跳ねながら、全身で出会いを喜んだフレミング。ブルーの声を担当した宮田については「くしゃみのシーンがパーフェクト!」と大絶賛。二人の声の入った映像を観た感想は「本当に最高でクール!」とお気に入りの様子だった。
フレミングの演技について「ビーが少しずつ大人になっていくのを繊細に演じていて、すごいと思いました」と語った宮田は、フレミングの表情の動きにそのすごさが現れているとも話していた。前半では「子どもじゃない」と語っているビーが、後半には変化を見せていく流れに触れた稲垣は、「後半では明るく元気に踊っている。表情がとても豊かで、違いを感じ取ることができる。それが観ていてすごいと思いました」とフレミングの演技を称賛していた。
「観る人によって感想が違ってくる作品」と話した宮田は「お友達、恋人、家族。いろんな仲間と一緒に何度も観てくれたらうれしいです」と笑顔でアピール。ケイリーは「映画を愛してくれたらうれしいです。楽しんでください!」と呼びかけ、笑顔いっぱいのレッドカーペットイベントをしめくくった。
取材・文/タナカシノブ