クイズ王・伊沢拓司 選挙報道のあり方に語気強め苦言「これって意味ありますか?」

 クイズプレーヤーの伊沢拓司が13日、TBS系「情報7days ニュースキャスター」に生出演。7日に投開票が行われた東京都知事選に関連し、選挙報道のあり方に苦言を呈した。

 番組では、56人中5位となった起業家・安野貴博氏について特集。開成中→高→東大という進路だった安野氏について、伊沢は「安野さんは僕の中、高、大の先輩で、高校1年生の時に高校生クイズに出られたのかな?当時から本当に、いろんなことに挑戦されてるなってことで、学内でも有名で」と語った。

 さらに「今回、一番すごかったのは、『GitHub』というシステムを使って、公約、マニフェストをアップデートしていったんですね。ここがすごくて」と私見。「最近は政治家に完璧さというか、ベストな人を選ばなきゃいけないからパーフェクトさが求められてきましたけど、パーフェクトなんてありえないので、アップデートし合えばいいんですよね。パーフェクトさを求めると揚げ足取り合戦になっちゃって、つまらない選挙戦になってしまう」と解説した。

 安野氏を「どんどんチャレンジしてくれるっていう、傾聴の姿勢を示してくれた安野さんは今後も楽しみですし、すごいいイスタイルを残してくれた」と評価した伊沢は、続けて「っていう話を、選挙戦中にしたかったんですよ」と主張。「すごい言いたかったですけど、『個別の候補者についてしゃべるのはやめてください』って各局で言われたんです。これって意味ありますか?ちょっと考えたいですね、あり方を」と語気を強めた。

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