「テレパシーでつながっている」などと主張し、米セレブタレント、キム・カーダシアン（４２）にストーカー行為を続けたとされる男に対し、米カリフォルニア州の裁判所は５日、今後５年間キムから１００ヤード（約９１メートル）以内に近づくことを禁止する仮処分を命じた。
米芸能サイト「ＴＭＺ」によると、接近禁止を命じられたのはアンドレ・パーソードという男。キムの法務チームによると、今年８月、少なくとも３回にわたり留守中だったキムの自宅に現れ、警備員に「キムのビジネスパートナーになりなくて来た」などと伝え、「自分は銃を持っている」とも話したという。
法務チームによると、キムがニューヨーク滞在中も、宿泊していたホテルで接触しようと試みたという。キムは男と面識はなく、危害を加えられる可能性もあるとして、裁判所に接近禁止令を求めていた。
男は自分のＳＮＳにキムについての投稿し、その中で「彼女は私とテレパシーで会話をしている」などと主張していたことも分かった。
裁判所はまた、男が今後、銃を所持することも禁じ、すでに所有している銃については、すぐに司法当局に提出するよう命じた。
