人気グループ・Kis-My-Ft2の玉森裕太が主演する日本テレビ系連続ドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』第2話(14日放送)のゲストとして、俳優の伊武雅刀の出演が決定した。
同作は、現役医師の作家・知念実希人氏のベストセラーを実写化。患者のすべての情報が書き込まれているといっても過言ではない診療録“カルテ”を題材に、研修医の諏訪野(玉森)が「人の顔色を読む」という特技を生かし、ワケありの患者たちの謎に向き合っていく。
次回の舞台は冴木真也(椎名桔平)が指導医を務める外科。伊武演じる近藤玄三は胃がんと診断された老齢の患者。冴木が「腹部を切ることなく内視鏡を使った粘膜切除だけで完治する」と告げると、同席する娘・幸子と孫・真緒は安堵し、再来週には80歳になる近藤も「先生方に任せておけば大丈夫だ」と内視鏡手術に前向きな姿勢。しかし翌日態度が一変。思い詰めた表情で「手術をやめる」「俺はがんじゃない」と言い出して…という役どころ。
内視鏡手術によって体へのダメージを少なくし、なおかつ病気を完治させる。医師としては最良の選択のはずが、患者にとってはそうとは限らない。老齢のがん患者が隠した秘密は、命と同じぐらい大切な未来だった…。
伊武は「物語は舞台となる病院の中で、人間の死というものを巡って展開していきます」と説明し、「最後にひと言『人間はひとりでは生きていけない』。先生、ありがとうございました」と撮影を振り返った。