同作は、現役医師の作家・知念実希人氏のベストセラーを実写化。患者のすべての情報が書き込まれているといっても過言ではない診療録“カルテ”を題材に、研修医の諏訪野(玉森)が「人の顔色を読む」という特技を生かし、ワケありの患者たちの謎に向き合っていく。
最終話の舞台は緩和ケア科。高嶋は今回の舞台となる緩和ケア科について「緩和ケア科って僕の親友の消化器内科の先生も研修うけて修了してるくらい医師にとってホントに大切なものなんです」と説明。「そこで指導医として居る窪はさまざまなヒトの死に様を看取ってきた人物」「これだけは忘れないでほしいという事を伝えるときの決して強くないんだけど相手の心、魂に響くような言霊を投げかける…声のトーン、死を見続けてきた眼の奥、微妙な表情の変化や緩やかさが勝負だと思ってます」と意気込みを語った。
人生の最終章に差し掛かった患者たちの苦痛と向き合う緩和ケア科で諏訪野(玉森)が主治医を務めることになるのは、広瀬(原田泰造)。やりたいことや行きたいところはないか尋ねるが、広瀬は「俺の望みは、良太先生に看取られて、穏かに死ぬこと。もう心残りなんてないよ」と静かに答える。諏訪野は医局へ向かう途中、男から声を掛けられる。男は「警視庁捜査一課 桜井公康」と書かれた名刺を出すと、広瀬の意外な過去を語り始める。
24年前、広瀬はとある会社から金を盗み、さらに警察官に暴行を働いた罪で7年間服役していたということ。それがえん罪の可能性があること。そして最後に「諏訪野先生、広瀬さんの息子さんですよね」。自分自身に隠された真実にたどり着いた諏訪野。主治医として、息子として、広瀬が抱えた罪の真相を見抜くことができるのか。そして諏訪野が選ぶ未来とは。
■高嶋政宏(窪啓太郎役)
緩和ケア科って僕の親友の消化器内科の先生も研修うけて修了してるくらい医師にとってホントに大切なものなんです。
そこで指導医として居る窪はさまざまなヒトの死に様を看取ってきた人物。
原作では白髪の老人に書かれてて、どこか達観した感じですが、今回はホントに穏やかさに厳しさ、これだけは忘れないでほしいという事を伝えるときの決して強くないんだけど相手の心、魂に響くような言霊を投げかける…声のトーン、死を見続けてきた眼の奥、微妙な表情の変化や緩やかさが勝負だと思ってます。
最終話、まさに演技を超えた人と人との想いのやり取り。
そんな素晴らしいドラマに参加できて2022年、お茶の間の皆様が感動で終われるように精進します。