キアヌ・リーブス「彼の悲哀が好き」 殺し屋主人公ジョン・ウィック役をエンジョイ 

 キアヌ・リーブス(58)は ジョン・ウィックの「悲哀が好き」でジョン・ウィックを演じ続けているという。

 キアヌは6日夜、ロンドンで行われた『ジョン・ウィック:チャプター4』のプレミアでタイトルロールを愛してやまない理由をメトロ紙にこう語っている。「彼のユーモアが好きで、彼の意志が好きで、そして彼の悲哀が好きなんだ。彼を演じるのは本当に楽しいよ」またキアヌは、スタント満載の同作での肉体的な要求について、こう付け加えた。「本当に一生懸命やっているんだけど、ジョンだと、もうちょっとだけ頑張らないといけないんだよ」

 死にゆく妻から贈られた犬を殺したギャングに復讐する男を演じた2014年の『ジョン・ウィック』以来、タイトルロールを演じてきたキアヌ、シリーズ4作目では、ジョンが影のヒットマン組織「ハイテーブル」の存在を消し去るために戦う。

 一方でキアヌは自身の経験を演技に活かすことについて、2019年にガーディアン紙にこう語っている。「どんなキャラクターでも、その役柄のページがあり、監督のビジョンがあり、自分の人生の経験があると思う」

 そしてジョン・ウィックに自身の喪失の経験を持ち込んだかとの質問には「勿論そうだ 」と答えている。また「悲しみについてどんなことに興味がありますか」というインタビュアーの質問に、「キャラクターにとっても、人生においても、悲しんでいる人の愛についてだ。その炎と一緒にいられるときはいつでも暖かい。自分は、そのことに絶対的に共感するし、それを乗り越えていくことはできないと思う。悲しみや喪失感というのは、決して消えることはない。ずっと一緒に一生あるものなんだ」

 現在アーティストの恋人アレクサンドラ・グラント(49)と交際中のキアヌだが、1999年には長年の恋人であった女優のジェニファー・サイムとの娘アバが死産だったという悲劇に見舞われていた。その後2人は破局、2年後にジェニファーは交通事故に遭い28歳で他界している。

(BANG Media International/よろず〜ニュース)

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