俳優の滝藤賢一が４日、東京・丸の内ＴＯＥＩ〈２〉で主演映画「ひみつのなっちゃん。」（田中和次朗監督）の大ヒット御礼舞台あいさつを行った。
ドラァグクイーンの友人・なっちゃんの死をきっかけに集まった３人のドラァグクイーンの珍道中を描いたコメディー。滝藤は「多くの人に、この作品を愛してもらえたからだと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。多くの人に何度も見ていただいて幸せです」とかみ締めた。
万雷の拍手を受けて登場した、なっちゃん役の竹山は「（舞台あいさつに）いらないでしょ、オレ。映画のド頭で死んでいるし」と苦笑い。「タイトルに『ひみつのなっちゃん。』と付いていて、結構大変な仕事だなと思いました。でも、公開してからが大変で、出てるのは言えるのに、何役かを言えない。きょう、表でこうやって言えるんで、うれしいですね。映画の宣伝とは真逆で、なるべく語らないようにしていたので不思議な仕事でした」と振り返った。
