高橋文哉が初のヤンキー作品で一人二役に挑戦するドラマ『伝説の頭 翔』。
8月2日(金)に放送された第3話では、巨大チーム“ブラッドマフィア”のボス・東城真(カルマ)が空気の読めないディレクターを黙らせる場面があった。
ニコニコとしていた東城が、いきなり相手の引き連れていた屈強なヤンキーをノックアウトする豹変ぶりは、底知れない強さを感じさせた…。
◆強者オーラが漂う東城真(カルマ)
ヤンキーの巣窟・危多漢闘(きたかんとう)で、最強チーム“グランドクロス”を束ねる伝説の頭・伊集院翔(高橋文哉)。翔に大けがを負わせてしまったいじめられっ子のアイドルオタク・山田達人(高橋文哉)は、翔の命令で彼のフリをして過ごすことになった。
第3話では、翔に扮した達人のもとに、ヤンキーだらけのアマチュア総合格闘技大会“BAD ENDLESS”の運営ディレクター・ミラクル昼家(小久保寿人)が現れた。大会に出場しないかと誘われた達人が断ると、代わりのメンバーのスカウトに付き合うよう頼まれる。
しかしミラクル昼家は「(ヤンキーは)身近にいたら迷惑だけど、もうエンタメとしては最高」「このまま街のヤンキーで終わってさあ、引退してつまんない人生送りたいわけ?ねえ、それ意味なくない?」など、たびたび失礼な発言を連発した。
ヤンキーからことごとくスカウトを断られたミラクル昼家は、「結局ビビってんだろ?グランドクロスとか北総愚連隊とか言っててもさ、所詮はただの街のヤンキーだもんな」と達人たちを煽る。
これに達人は「別に意味なんて必要ないし、みんながみんなお金ほしいとか有名になりたいとか思ってるわけじゃないんで」と言い返した。
すると、その場に居合わせた“ブラッドマフィア”のボス・東城が「さっすが翔ちゃん、良いこと言ったぁ」と口笛を吹く。
そして東城は「というわけで」と手を叩くと、ニコニコしていた態度から一変。「オッサンたちも、そろそろ空気読もうよ」と、ミラクル昼家が連れていたケンカで3万回無敗を自負する“キング”こと夜爪陸海空(しんじ)に得意の“顎外し”を仕掛けた。
キングをあっけなく床に転がした東城は、ミラクル昼家に「危多漢闘舐めてっと全員顎外すよ?」と脅しをかける。
相手が逃げると、東城は「じゃあ翔ちゃん、また遊ぼうね!バイバイ」とお茶目に舌を出して去っていった。
飄々とした態度からボスらしい姿を見せる東城をカルマが巧みに演じる姿は、目を見張るものがある。