27日に営まれる安倍元総理の国葬に参列すると表明していたカナダのトルドー首相が24日、出席を取りやめることになった。同国の公共放送・カナダ放送協会(CBC)などが伝えた。
大型ハリケーン「フィオナ」が24日未明にカナダ東部に上陸し、現地で家屋の倒壊など甚大な被害を及ぼしたたことから、災害復旧のために軍を派遣することを表明。それまでは安倍元首相の国葬に参列する意向を示していたが、この日の記者会見で「もちろん、日本に渡航するどころではなくなった」と語った。
トルドー首相は主要7カ国(G7)の首脳で唯一、国葬への出席を表明しており、24日から28日にかけて訪日する予定だった。

