オニール八菜さん、最高位昇格 パリ・オペラ座バレエ団

オニール八菜さん、最高位昇格 パリ・オペラ座バレエ団

パリ・オペラ座バレエ団の公演を終えた舞台上で、最高位のエトワールの任命を受けたオニール八菜さん(手前)=2日、パリ(オペラ座提供(C)AGATHE・POUPENEY・共同)

(共同通信)

 【パリ共同】350年以上の歴史を誇り、バレエ団として世界最古のパリ・オペラ座バレエ団は2日、所属する日本人ダンサー、オニール八菜さん(30)が最高位のエトワールに昇格したと発表した。日本人のエトワールは初めて。

 バレエ団のジョゼ・マルティネス芸術監督の提案を受け、アレクサンダー・ネーフ総裁が2日のパリでの公演後、舞台上でオニールさんとフランス人ダンサー、マルク・モローさんの2人をエトワールに任命した。

 オペラ座によると、現在エトワールはオニールさんを含め17人。外国出身者はまだ少ない。2021年に韓国出身のパク・セウンさんがアジア出身者として初めてエトワールとなった。

 オニールさんは日本人の母親とニュージーランド人の父親の間に生まれ、8歳まで東京で育った。東京やオーストラリアでバレエを学び、11年にパリ・オペラ座に入団し活躍。14年にバルナ国際バレエコンクールのシニア女性部門で銀賞、16年には世界的に権威があるブノワ賞の最優秀女性ダンサー賞を受賞した。

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