２９日放送のフジテレビ系「バイキングＭＯＲＥ」ではアカデミー賞受賞式で、プレゼンターに平手打ちをしたウィル・スミスの話題を取り上げた。
２８日に行われたアカデミー賞授賞式で、プレゼンターのコメディアン、クリス・ロックがウィルの妻ジェイダさんの髪型をイジるコメントをしたことでウィルが激怒。席から立ち上がってクリスに平手打ちをした。
長年脱毛症で悩んでいる妻をやゆしたジョークにウィルも我慢できなかったわけだが、放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏によると「クリス・ロックはどうやらジェイダさんが脱毛症だったことを知らなかった。であれば、セーフというのが大方の見方」と舞台裏を解説。さらに「あの後、ウィルの行動にどう対応すべきか会議が行われた」といい、ウィルの行為に賛同する意見も多いものの“過剰反応したのがウィル”という意見も少なからずあるという。
これに対しエッセイストの安藤和津氏は「私も脱毛で悩んだ時期もあるし、ジェイダさんの気持ちはわかる。容姿についてイジるのはやめるべき」と訴えた。
一方、ＭＣの坂上忍は「あの発言に対し、ビンタか我慢するかの二択だとして、ウィルはビンタを選んだ。信念を持ってあの行動を選んだのだったら、その後、謝んなよと思う」と疑問の声をあげた。
ウィルは主演男優賞を受賞し、スピーチで「アカデミー賞に謝りたい」などと謝罪している。
