「Hello!」などによれば、女王の死を受け、不仲を封印して家族の団結を示し、ロングウォークを歩いて弔問者と触れ合うことが、女王への最大の弔いであり敬意になると考えたウィリアム皇太子が、突然和解を申し入れ、ファブ4が実現したという。
喪服姿の4人が横並びで姿を現し、夫婦2組に分かれて弔問者とあいさつを交わしている様子が動画に捉えられているが、待ち受けた人々が献花のために持参した花をヘンリー王子などに渡す姿が見られる一方で、先日、再び王室非難を繰り広げたばかりのメーガン妃には握手を求めない人も多かったようで、メーガン妃は積極的に子どもにアプローチしていたとされている。
「Daily Mail」などによれば、チャールズ国王が電話でウィリアム皇太子に指示したという説もあるものの、ウィリアム皇太子がへンリー王子に話しかける様子、最終的には4人で同じ車に乗り込む様子も捉えられている。しかし、ウィリアム皇太子夫妻と英王室の警備が付かない2人との差は歴然で、ヘンリー王子が自ら車のドアを開けてメーガン妃を車内に促す場面も見受けられた。
ファブ4の実現は、ヘンリー王子夫妻の王室離脱宣言後に英国を訪れた2020年3月9日以来、2年半ぶり、兄弟がメディアの前で顔を合わせるのは、昨年7月1日に行われた故ダイアナ妃生誕60周年式典以来のこと。
ウィリアム皇太子がヘンリー王子夫妻を気遣う様子には、「さすが未来の国王」「エリザベス女王は、和解を願ってヘンリー王子夫妻が英国にいるときに亡くなったのかもしれない。その遺志を継いだことはすばらしい」「これをきっかけに暴露本や悪口はやめて和解してほしい」と兄弟が揃った姿を歓迎する声もある一方で、「あれだけ悪口を言って、この場に出られる神経がすごい」「これを機に、態度を変えないなら王位継承権もはく奪すべき」といった厳しい声も寄せられている。
ヘンリー王子夫妻は、チャリティイベントでイギリスに滞在中だったが、当初は、ヘンリー王子夫妻と接触することで、暴露本やメディアに会話を暴露されることを恐れたウィリアム皇太子らは、夫妻と接触する予定はなかったと伝えられていた。また、女王の容体が急変したため9日の予定をキャンセルしたが、ウィリアム皇太子の自宅からほど近いウィンザーにあるフロッグモアコテージに滞在していたにもかかわらず、アンドルー王子、エドワード王子、ウィリアム皇太子とは別に、ヘンリー王子だけが後からバルモラル城に向かったことでメディアが不仲説について書き立てていた。
文/JUNKO


