韓国の俳優、イ・ドヒョン(28)が14日、東京・ベルサール高田馬場で行われた韓国観光公社主催のイベント「韓国 DRAMATIC NIGHT」に出演した。
昨年末から日本でも配信されたNetflixオリジナルの韓国ドラマ「ザ・グローリー〜輝かしき復讐〜」で主人公の復讐をサポートする医師・ヨジョンを演じ、世界で注目を浴びる若手俳優。今回が初来日で、会場の1400人のファンから大歓声で迎えられ「初めての日本旅行をファンの皆さんとご一緒できて、とても意義深く光栄に思っています」とあいさつした。
過去の出演作のロケ地での思い出などを振り返る場面では、「ザ・グローリー」に登場した江陵の注文津にある赤い灯台で、雪の降る中、主人公と会話をするシーンについて「『ザ・グローリー』は全て冬ではなく夏に撮影が行われていて、とても暑い中でタートルネックとコートを着ていました。なので、タートルネックの袖を切って、袖なしの状態でコートの中に着ていました」と裏話を披露。「ある日、(主人公役の)ヘギュンお姉さんが袖なしのニットを着ていたので、『きょうの衣装はそれですか?』と聞いたら、『どうしてあなたはこんなに暑いのに切ってないの?』と言われ、その場ですぐハサミで切ったんです」と笑い飛ばした。
イベント中、終始ファンに手を振り続けたイ・ドヒョン。「緊張しながらステージに上がったけど、本当に幸せ。ファンの皆さんのおかげでここにいられるし、ドラマを見ていただいて愛していただけている。すてきな演技を、もっとお見せできる俳優になっていければという思いです。これからも韓国のことを愛してくださったらうれしいです」とほほえんだ。