台湾出身タレント、インリン(48)が11日、自身のブログを通じて元横綱の曙太郎(あけぼの・たろう、旧名チャド・ローウェン)さんを追悼した。
2人はプロレス団体「ハッスル」で共演。インリンは「お悔やみの言葉」と題し、「元横綱 曙太郎さんの突然の訃報に接し、驚きとともに悲しみの気持ちでいっぱいです」と率直な心境を記した。
「いつもは無口だけど、時折見せる笑顔に優しいお人柄がにじんでいました。曙さんの大きな身体と心に支えられ、いつも安心した気持ちでリングに立てたことに改めて感謝するとともに、同じプロレスのリングに立たせていただいたことを誇りに思います」と続け、故人との思い出を懐古。最後は「もう一度、生前のように呼ばせてください。『ありがとうございます。ボノちゃん』 謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします」と追悼した。
曙さんは大相撲で史上初の外国出身横綱となり、格闘家としても活動。4月上旬に心不全のため東京都の病院で死去した。54歳だった。