一連の騒動にコメントを求められた杉原アナは「ずっと見てきた芸人さんとしては神様みたいな方の報道はやっぱり大きな影響があったのなと思う」と印象を語った。
そのうえで「いち女性として思うのは、合意だったか、合意じゃなかったかというところの気持ちの差を物凄く感じていて」と見解。
「私は凄くイジられキャラでいるんですけど、やっぱりイジっていただくことに“ありがとうございます!”って思う時と、“そこまで言葉を選ばずに言われるとイジメですよ!”っていう。正直、その差と似ているなと感じていて」と自身の立場と重ねてコメントした。
さらに「人と人で気持ちの差はもちろんあるんですけど、そこの配慮、気遣い、察するという面で何か違いがあったから、起こってしまった問題かなとは思いました」と指摘した。
松本は22日に週刊文春の発行元・文芸春秋などを相手取り、名誉毀損(きそん)に基づく損害賠償などを求めて東京地裁に提訴。松本個人による提訴となり、請求額は約5億5000万円。第一審だけでも1年半から2年かかるとみられ、最高裁まで争うことになると、その期間は約5年になる可能性もある。松本の代理人は「記事に掲載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ“性加害”に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたいと考えております」とコメントを発表している。
訴えを受け、週刊文春編集部は「一連の記事には十分に自信を持っています。現在も新たな告発者の方々のお話をうかがい、慎重に裏付け取材をしております。提訴によって萎縮することなく、今後も報じるべき事柄があれば、これまで通り報じてまいります」とコメントした。